2015年03月31日

☆8.2 介護保険月が5000円超になるらしい〜東京新聞より

医療事務講座の復習するのに後期高齢者医療制度について

調べていたら2015年3月28日の東京新聞の記事で

介護保険料が月5000円超え、

高齢者にとって税制改革が辛いものとなりそうだ

という記載がありました。

医療81.jpg

社会保障制度税制改革により
  〜 2015年4月から国民の負担が増加

<介護分野>
65以上の介護保険料が初めて一人当たり平均月5000円を超える見込み
また、さまざまなサービスも抑制される

増え続ける社会保障費を抑制するのが目的なのだが、
@介護保険料の増加
4月から上がる介護保険料は、
 財務省の試算では65歳以上の約2300万人が対象で、
 全国で月5550円程度になる。
 今の平均額から約600円上がることとなり
 2000年度に介護保険が創設されて以来、初めて5000円を超える
Aサービス抑制
 ・特別養護老人ホームの相部屋を利用する低所得者は4月から
  光熱水費は月1万円から約1500円増に。
  特別養護老人ホームは52万人の待機者がいるが、
  新規入所は原則容体の重い要介護3以上に厳しくなる。
 8月から住民税課税世帯の利用者らは相部屋代が介護保険対象から外れ
  現行の1割負担が全額負担に切り替わる 
  負担は月14000円まではね上がる見通し。5万〜6万人が対象となる。
  費用の安い特養は「低所得者の受け皿」施設となっているだけに
  負担増が重くのしかかる。
 ・一定の所得の人は8月から
  施設・在宅介護ともにサービスの利用者負担が1割から2割に。
  例えば、対象者は一人暮らしで年収が年金だけの場合280万円以上
 介護事業者に支払われる介護報酬も4月から2.27%引き下げられる。
  年収の柱だった基本報酬が削られ、事業の撤退や縮小が懸念される

B年金減額
公的年金は物価上昇により年0.9%低く給付を抑える仕組み
 (マクロ経済スライド)が04年の導入後、初めて実施される。
 年金額の上昇率は物価や賃金の伸びに追いつかず、実質的には目減りする。
 年金の受給者は約4000千万人で、年金額は
   国民年金を満額受給している人で 月600円マイナス
   厚生年金のモデル夫婦で     月2000円程度マイナス


高齢者にとっては生活苦となる春からの生活のようです。

<2015年度社会保障制度がかわる!> 負担増・給付の抑制
介護

4月65歳以上の介護保険料が平均月5000円超
  要支援者向けの訪問・通所介護が市町村事業に
  介護報酬が2.27%引き下げ
  
特別養護老人ホームの新規入所を厳格化
特別養護老人ホームなどの相部屋に入る低所得者の光熱水費 引き上げ
 8月定所得がある人の介護利用者負担が1割→2割に増加
  
特定養護老人ホームに入所する低所得者の家賃など補助縮小
一定所得がある特養の相部屋利用者は部屋代が全額自己負担
医療4月国民健康保険料の年間上限額が年81万円→85万円
 10月医療事故調査制度が開始
年金4月
国民年金保険料が月15,250円→15,590円に増
年金額の抑制開始
 9月厚生年金の保険料率が17.474%→17.829%に増


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posted by おにはうち at 00:18 | 8 医療系に興味をもって思う事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月29日

☆7.6 医療事務2回受講した内容まとめ

医療事務の2回目講座で、

医療保険制度の後期高齢者医療制度について学びました。

医療保険1という概要を学ばないでの後期高齢者医療制度の授業だったのと

しかも、子どもたちの卒業式、行事で忙しく

医療事務講座に通いにいくだけで精一杯。

今日見直したら・・・ すっかり受講内容を忘れてました。

子どもに毎日復習しなさい!と大きな声で怒鳴っていた張本人が

復習できてない・・・ 情けないばかりです。

やはりすぐに教科書だけでも、見直しておかないと学んだのにもったいない!

ということで今日は見直し勉強も兼ねております。

名前だけ聞いていた後期高齢者医療制度でしたがもう7年経ってたんですね。

<簡単に高齢者医療制度のあゆみ>

昭和48年老人医療費無料化(70歳から〜)
昭和58年老人保健法で患者負担の導入(外来1か月400円、入院1日300円)
平成14年老健制度の対象年齢を(70→75歳)引き上げ、一部負担を定率1割に
平成15年  3月高齢者医療制度が65歳〜74歳までの前期高齢者と75歳以上の後期高齢者に分かれる
平成20年
  4月
75歳以上後期高齢者医療制度施行(75歳以上、保険料を支払い、一割負担)

後期高齢者医療制度?!自分にはまだまだ先だと思っておりました。

確かに46歳の私はまだまだ受給者証をもらうのは先。

でも親の付き添いで病院に行く時に目にすることもあるかと思います。

病院にかかった時、会計の時に月に一度必ず確認されます。

この75歳からの後期高齢者医療制度

それまで子どもの扶養家族に入っていた方からすれば

保険料を年金から支払う形となりさらに医療費1割を支払うという内容で

(歴史を調べて初め無料化だったのに驚きました)

お年寄りいじめなどと言われたようです。

私が高校生のころは「月初めだから400円払ってね」と

受付の方から言われて払っている方がいたり、

朝病院に行くとお年寄りが沢山待合室で待っていて、

「学生さんだから先に診察させてあげてね〜」なんて

受付の人が声をかけて先に見てもらったことがあったのを覚えています。

その時からすると、今は病院で見かけるお年寄りが元気な方というより、

付き添ってもらって病院に見えている方が増えているように思います。

それだけご高齢の方が増えたということでしょうか?

しかし、医療費1割は、普通の私など3割払っている人からしたら、

すごく沢山検査したのに「1万かからないなんて信じられない!」

ということが多いです。

3割負担だと病院にかかるのもちゅうちょしてしまう現状があります。

誰でも1割に増えるのも大変な事なのだとは思いますが・・・

でも、こんなに検査して6,000円くらい・・・本当にビックリです。

そんな私の年齢にも後期高齢者医療制度は関わってきていたのを

今回の受講で知りました。

厚生労働大臣において

特定健康診査・特定保険指導の基本方針を定めており、

これにより国保(国民健康保険)

または社保(社会保険)の保険者(これは保険証を発行しているところ)が

被保険者(これは国民保険、社会保険の保険証を持っている私たち)・

被扶養者(被保険者が扶養している人)共に、40〜74歳(妊婦のぞく)を

対象に特定健康診査・保健指導を行うことを義務づけている

とのことで、私も実はこの後期高齢者医療制度

特定健康診査・特定保健指導が主人の会社から来ており、

メタボって言われたら・・・なんて辞退しておりました。

でも、区からの子宮がん乳がん検診などの案内は来ており

その制度とは知らずに受けてました。

おかげで、病気が見つかり手術することになったりもしましたが・・・

早期発見につながり良かったと思います。

医療事務でこの制度を知って、高齢者が介護が必要になっても

住み慣れた地域や住まいで自立した生活ができるよう

質の高い保健医療・福祉サービスの確保をめざしているという主旨ですが、

個人でももっと健康に取り組まないと

これからは病気になっても病院にかかるのも大変な世の中になってしまうかも!

そして、高齢者の医療制度はこれからも

どんどん変わっていくのではないかと思いました。

posted by おにはうち at 11:30 | 7 ニチイ医療事務を受講して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月22日

☆7.5 医療事務講座3回目受講してきました。

3回目の医療事務講座を受けてきました。

今回は、患者接遇についてです。

接遇?すっかり忘れてましたが、20年以上前に実は
新人研修でやっていたようです。
コンピューター会社だったので、取引先での挨拶の仕方、電話での応対、
名刺や挨拶の仕方など250人超の同期と宿泊研修で行いました。
あくまでビジネスマナーを学びました。

しかし、患者接遇は痛みや不安を抱えている患者様や利用者あるいは
面会にいらっしゃるご家族などさまざまな感情を抱いてる方に対しての接遇のこと。
厚生労働省(厚生白書)の中で「医療はサーピス業である」としているように
医療機関では患者サービス向上の一つとして患者接遇への意識付けが高くなってます。

学ぶって本当に驚くことが多い!

医師が高度な医療を提供しても、スタッフのマナーが悪ければ、
患者満足度にはつながらない。
ちょっと前まで病院は待って当然、無愛想で当然、という感じでしたが。

自分の経験から・・・

父の付き添いで行ってた大きなA病院の先生は
定期的に通っていたからなのか、
コンピュータと会話して患者の顔色を見る事無く、
血圧が150と高かったら 
大声で「管理しなくちゃだめじゃないか・・・」と父を怒る始末。
次の時、その先生に合う前の父の血圧はさらに165と高く
先生に会うからなのか、体調悪かったのか・・・わかりませんが
症状が改善しない様子。
診察のときには「大して悪くないからいつでも地元の個人病院に行くように」と言われ
威圧的なものの言い方をする先生だったので、
父の希望の病院に転医するといったら
機嫌を損ねるのはないか・・・と父もビクビクしていて
家族としては、これ以上通うのは病状が悪化するのではないかと心配になり
半年以上父を説得し、やっと転医しますと言えてB病院に秋から変えたばかりでした。
転医先の先生は暖かく受け入れてくれて、
話をきちんと聞き、病状は落ち着いているのではなく
難病+他の原因もあることがわかり
患者である父も先生なら・・・と安心して通院することになりました。

また身近な例では、最近は自分が子どもの付き添いで行ったときも
「不安なことがあったらいつでも相談にきてくださいね。」
と長年通っている病院の先生が以前より優しいなあ〜と思うことがありました。

患者やその家族の立場で経験してきた接遇の大切さ。
ほんの一言や、気遣いで患者として嬉しい気持ちになる事を経験しました。
具合い悪い時は、不安ですからね。暖かくされるのは嬉しいものです。

医療事務の授業では生徒同士でペアをつくり予約の変更の時の
患者様と医療事務受付という設定で疑似体験をしたりしましたが、
なかなかすぐには言葉も思いつかないし上手く言えないものです。
あと1時間接遇に関して授業がありますが、自分の言いやすい言葉と
接する態度を探してみたいと思います。


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posted by おにはうち at 08:46 | 7 ニチイ医療事務を受講して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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